彼はまず、人事課長の求人を出している機械メーカーのB社に応募することにした。このB社は、従業員数二百名の中堅企業だが、業界最先端の技術を有しており、これからの成長ぶりが期待される企業だ。超大手企業A社の関連会社であることも、いろいろな意味で魅力的だった。ところが、このB社の面接で、Oさんは散々な目にあった。実はB社の人事担当者はちょっとクセのある人物で、「微に入り細を穿つ」というよりは「ねちねち」
親会社の採用... の続きを読む
個人の自立にとって職業的自立が不可欠であれば、それは異なる職業への転職の自由といったものではなく、むしろ職業への拘束に基づくものである。その拘束によって職業を守る、職業を尊重するという意識と行動もまた生まれることを知るべきである。さらにいえば、職業を守ることは、職業に没頭することではない。職業に支えられた自己の生活を、職業以外の価値あるものへの貢献に振り向けることである。それは職業の「キャリアアッ
職業に没頭するだけの生き方が真実の危機... の続きを読む
早期化により、学生の就活か過熱化し、企業の母集団が異常にふくらみ、採用学生の絞り込みに膨大な費用と労力がかさむようになった。効率が低下してきたことへの反省もあった。これらさまざまな事情から、「学生を早期に囲い込む新卒採用は曲がり角に来ている」、「このままでは日本の将来を担う人材が育たず、産業界の競争力が低下する」と心ある多くの採用担当者が実感しはじめていたのである。大手商社の決断は、こうした状況下
弊害をなくそうとする動き... の続きを読む
成果主義がもたらした光としては、賃金の自動的拡大を抑えたことに加え、実力ある若手を獲得しやすくなったということがあげられるだろう。1990年代から各社は「次世代リーダー育成」という名のもとに、早い年齢段階で別枠の教育を施し、管理職に抜根して、次の経営を担う人材を育てるという取り組みを加速させた。これは成果主義の導入と歩調を合わせて進められていった。影の部分は大きい。本来、成果主義は頑張った人が報わ
成果主義がもたらした光と影... の続きを読む
パートが長続きしない、心機一転、新しいパートを始めてもすぐイヤになってしまう…こんな経験、私だけではないと思います。人間関係に不満があるのか、それとも仕事が覚えられないのか、はたまた勤務時間に納得がいかないのか…労働なんだから、多少の不満は仕方ない!と考えてみても、やっぱりストレスゼロの理想のパートを思い描いてしまいます。私がそんなパートのマンネリから脱出したのは、効率を求めるということ。コンビニ
パート長続きのヒケツ... の続きを読む